5月1日、元号が変わった。
平成の天皇は、戦争がなかったこの30年を安堵したと伝えた。
けれど、災害に見舞われることは数多くあった。
そのたび、天皇は被災地を訪れ、被災者に直接声をかけた。
当たり前のように見えたその姿は、しかし歴代天皇では初めての姿だった。
天皇からの直接の声掛けに、被災者は本当に励まされただろうな、と素直に思う。
戦争を始め、そして敗れ、神・天皇から、人間・天皇となった昭和の天皇。
けれど、戦後に制定された新憲法の下でも、天皇は日本国民ではなかった。
姓をもたず、選挙権もない。
その存在は、日本国民統合の象徴としてしか認められてはいない。
人権というコトバがあるが、天皇に人権はないのだろうか。
人間宣言したというのに。
けれど、平成の天皇は、その「象徴」天皇を模索し続けたと繰り返し報道は伝えていた。
そして、被災者の前でひざまずき話しかける姿は、まさにその「象徴」を象徴するようだった。
国民を想う平成の天皇の気持ちは、おそらく本物だろうとぼくには思えた。
天皇は国民から感謝され、こよなく愛されるようになった。
その天皇への感謝の気持ちを、時の政権は自分たちに都合よく利用しようとしていると、ぼくには見える。
平成の災害でも、被災範囲も人数もとりわけ規模が大きかった東北大震災。
その復旧に、自衛隊員10万人投入を決めた、時の民主党政権菅首相。
23万人程度いる自衛隊の、半数近い。
ぼくは、彼が総理でなければ、きっとそんな決断はしなかったのではないかと思っている。
現総理は、その時その決断を大問題であると大騒ぎしていたからだ。
あの時、民主党政権で本当に良かったと振り返っても思う。
平和憲法を変え、自衛隊を軍隊化し、戦争に参加できる国に作り替えようとしている現政権。
そのために天皇まで利用しようしようとしている。
令和も、戦争がない時代で終わることができるのだろうか。
そして、福島の原発の終息が全く見えていない中での再度の原発推進。
原発さえ狙えば、普通のミサイルでも原爆投下同然の被害が出せる。
この国を、この国の子どもの未来を、現政権はどうしようとしているのだろうか。
史上最悪の災害、それは間違いなく「戦争」という人災だ。
子どもたちをそんなものに巻き込む国にしては、絶対にいけない。
平成の天皇は、戦争がなかったこの30年を安堵したと伝えた。
けれど、災害に見舞われることは数多くあった。
そのたび、天皇は被災地を訪れ、被災者に直接声をかけた。
当たり前のように見えたその姿は、しかし歴代天皇では初めての姿だった。
天皇からの直接の声掛けに、被災者は本当に励まされただろうな、と素直に思う。
戦争を始め、そして敗れ、神・天皇から、人間・天皇となった昭和の天皇。
けれど、戦後に制定された新憲法の下でも、天皇は日本国民ではなかった。
姓をもたず、選挙権もない。
その存在は、日本国民統合の象徴としてしか認められてはいない。
人権というコトバがあるが、天皇に人権はないのだろうか。
人間宣言したというのに。
けれど、平成の天皇は、その「象徴」天皇を模索し続けたと繰り返し報道は伝えていた。
そして、被災者の前でひざまずき話しかける姿は、まさにその「象徴」を象徴するようだった。
国民を想う平成の天皇の気持ちは、おそらく本物だろうとぼくには思えた。
天皇は国民から感謝され、こよなく愛されるようになった。
その天皇への感謝の気持ちを、時の政権は自分たちに都合よく利用しようとしていると、ぼくには見える。
平成の災害でも、被災範囲も人数もとりわけ規模が大きかった東北大震災。
その復旧に、自衛隊員10万人投入を決めた、時の民主党政権菅首相。
23万人程度いる自衛隊の、半数近い。
ぼくは、彼が総理でなければ、きっとそんな決断はしなかったのではないかと思っている。
現総理は、その時その決断を大問題であると大騒ぎしていたからだ。
あの時、民主党政権で本当に良かったと振り返っても思う。
平和憲法を変え、自衛隊を軍隊化し、戦争に参加できる国に作り替えようとしている現政権。
そのために天皇まで利用しようしようとしている。
令和も、戦争がない時代で終わることができるのだろうか。
そして、福島の原発の終息が全く見えていない中での再度の原発推進。
原発さえ狙えば、普通のミサイルでも原爆投下同然の被害が出せる。
この国を、この国の子どもの未来を、現政権はどうしようとしているのだろうか。
史上最悪の災害、それは間違いなく「戦争」という人災だ。
子どもたちをそんなものに巻き込む国にしては、絶対にいけない。