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8月

2013年08月06日
8月。
6日には広島にウラン型の原爆が投下され、
次いで9日には、長崎にプルトニウム型の原爆が投下された。
そして、1億層玉砕を国民に先導した時の政府は、15日に無条件降伏した。
それから、68年が経過した。
今でも原爆症認定患者がその症状に苦しむ一方、
原爆症認定そのものをめぐり、国と被害者が法廷で戦いを続けている。
この国は、被害を受けた人を積極的に救済しようとはしない。
その構図は、福島の状況にも現れている。
復興庁が、被曝線量の基準の決定を先送りした。
そのことで、全党一致で可決したはずの「子ども被災者支援法」が動けずにいる。
何を基準にしても抗議が来るから、だから決めないのだという。
支援はフリーズしたままだ。
ねじれがあるから動かない、は、先日の参院選でもう使えなくなった。
これで動きが果たして生まれるのだろうか。

「ナチスに学べ」とは、憲法を動かす(変える)手口を伝えたものだ。
誰にも気づかれすに、合法的に選ばれた政権でそれを行え。
反発は国内より、海外からが大きかった。
その発言の内容より、その反発の大きさにメディアが反応しているようにみえる。
政府の暴走を2度と許さないために、現憲法は制定された。
国民こそが主権者であることをうたい、国の権利を縛ったのだ。
それが今、与党案では国民に義務を課すものに変質されようとしている。
もちろん、国のために国民に義務を課すのだ。
静かに、誰にも気づかれないように・・・
憲法と双子の存在だといわれた教育基本法は、とっくに変更されてしまった。
行政が教育を利用して子どもを兵隊にしないため、学校教育の独立をうたった内容だった。
それが今や、行政の関与を許す内容となっている。
静かに、誰にも気づかれないように・・・
自衛隊を軍隊に、その布石はもう十分に打たれている。
軍隊が生まれれば、徴兵制も復活する。
ぼくは、子どもを戦場には送りたくない。
この地球を、放射能に汚染されたものとして子どもに引き渡したくはない。
子どもの笑顔を、大人たちはもっと見てほしい。
その笑顔を、本気で守ろうと考えてほしい。

被爆者を、原発で被曝した人たちを、人間の生んだ災害で命を落とした人たちを、
せめてこの月だけは思って過ごしたい。