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3月

2012年03月02日
日本中を、激震と共に深い悲しみの淵に落とし入れたあの震災から、1年がたつ。
この間、早かったのか、長かったのか。
被災地とひとくくりにできないほど、一人ひとりの状況には違いがある。
明日を見て一歩を踏み出した人は大勢いるが、
例えば、原発の影響下で居住地すら決められず時間が止められてしまったままの人も少なくない。

この冬は寒い。
1年前のあの日にも、東北には雪が降っていた。
被災して暖が取れず、寒さで気を失いそうになりながら朝を迎えた人がたくさんいる。
「あの日は、本当に寒かった」
被災した人の、共通した言葉だ。
この冬のこの寒さの中で、そのときの状況に思いを馳せてみる。
とは言っても、軟弱にも防寒着はしっかりと身にまとって。
足の先から痛みが走り出す。
じんじんじんじん・・・・・
身体の芯から冷えてくる。
防寒儀を着ているのだぞ、と自分を叱咤する。
ぬれたまま夜を明かした人もたくさんいたあの日。
一体どれだけ悲しかったろう、痛かったろう、つらかったろう、寒かったろう。
初めて被災地を訪れた時の感覚が、改めて思い起こされる。
テレビで見ていた光景と、それはあまりに違っていた。
阪神淡路大震災の時もそうだったが、3時限の光景の持つリアルは、全身に刻まれる。
乗っていった黒塗りの車が、翌朝霜で真っ白になっていた。

明日、気仙沼に向かう。
防寒着は、もちろんしっかりと持っていくつもりだ。


1年目の3月11日。
この日はこども環境学会主催のシンポジウムがあり、
ぼくはそこで気仙沼の取り組みの報告をする。
ぎゅうぎゅうのプログラム。
この日は「ふるさと」は歌えないかもしれない。
その分、気仙沼の話を通じて、被災地を忘れないでほしいと訴えたい。
場所は、東京大学の医学部図書館だ。
興味のある人は誰でも参加できるので、ぜひ、聞きに来てほしい。
詳細が知りたい人は、学会のHPを尋ねてください。
こども環境学会HP