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6月

5月25日、日曜日。
石巻市の中瀬公園というところで、プレーカー3号4号の出発式があった。
今までは2台だったが、広い被災地に対応した形で、ようやく一県1台配置された。
最初の1台は、現在「NPO法人仙台宮城冒険遊び場ネットワーク」に貸し出している。
仙台市内を運行していて、ネットワークはプレーカーのあまりのインパクトに、
独自で「あそビークル」と「シロウ」といういとこ分の車を2台増やした。
プレーカーの直系2号は「あそぼっかー」で、これが今まで東北全域を走っていた。
その総走行距離は、今年4月ですでに超6万キロ。
なんと、地球1.5周分だ!
そのくらい引く手あまただったのだが、来てほしいという日にちはどうしても重なりがち。
それに、運転手一人では休むこともできない。
それで、この事業を評価してくださった
日本ユニセフ協会、復興庁から得た支援でこの2台を増やしたのだった。
それぞれの名前は、「あそぶーぶー」、「あそびたいや」。
何とも珍妙な名前が揃ったものだが、「あそぼっかー」を含め、3台そろうと壮観だ。

この車体、横浜の路上アーチストだったロコさんという画家に頼んで描いてもらった。
もう30年以上昔、
桜木町あたりの高架下の橋げたに、何とも激しく勢いのある落書きがなされていた。
それを描いていたのがロコサトシという人だった。
あまりに芸術性が高いとさまざまな人が認めたのだろう。
それは消されることなく、今でもある。
当時ぼくはそのロコさんと出会っており、
この震災跡に走らせる車のデザインは彼しかいないと直感、連絡を取った。
「天野さんは鉄腕アトムとウルトラマンのどっち派ですか」
初めて熱狂した漫画がアトムだったのでそう答えると、
「そりゃ、だめだ」とそっけなく言われた。
なぜ?と思ったら、ウルトラマンは太陽エネルギーだが、アトムは原子力だからだと言う。
福島の第1原発の廃炉に、自分の絵を描くのが夢なのだと話してくれた。
なるほど、とぼくは改めてロコさんの面白さを感じていた。
そんなロコさんの描いた車が、なので都合5代、東北を走ることになったわけだ。
とにかく子どもに大人気のこの車、ロコさんもとても喜んでいる。
この車で、子どもや親の笑顔がどれだけ見られるのだろう。

前回、大漁旗のこいのぼりの写真を始めてつけた。
今まで写真をほとんどつけなかったのだが、このブログを管理してくれている女性が、
やはり写真があったほうがいい、というので、今回もつけようと思う。
3台、壮観でしょ。


※「アルバム」に写真をアップしました。



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