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11月

「原稿が届いていない」
いつも僕からの原稿をブログにアップしてくれている友人からのメールで失念していたことに気付いた。
そして調べたら、毎月11日を目指し仕上げていた原稿を、先月も忘れていたことが分かった。
ちょっとした衝撃だった。あんなに「忘れない」と思っていたのに…
自分のそんな状況を知り、改めて「忘れない」と心に決めた。

9月6日にあった「北海道胆振東部地震」。
実はあの地震で、ぼくの友人が被災していたことを10日ほど後に知った。
友人はこども園の園長で、ちょうど園でお泊り会をしていた日に地震にあったという。
地震の被害地域をしっかり把握していなかったことを悔やんだが、
友人は、三面六臂の大活躍をしていたようで、地元では一躍時の人となっていた。
その友人から招聘を受け、先週末、安平町を訪ねた。
そこではみっつの役割を期待されていた。

ひとつ目は、もともと震災前からプレーパークの準備を進めていたので、
この震災を機会に一気に計画を進める、そのきっかけづくりとしての役割。
ふたつ目は、安平町はCFC(ユニセフ協会が先導する「子どもにやさしいまち」事業の略称)
モデル自治体にも名を挙げており、ぼくはそのスタートアップイベントの講演者であり
また日本ユニセフ協会CFC委員会委員でもあるという役割。
そしてみっつ目は、もちろん子どもにとって遊ぶことがいかにその育ちに不可欠であるかを
しっかり町の人に伝える役割だ。

これらを、阪神淡路大震災、東日本大震災での遊び場づくりで経験したことも交え話し、気仙沼の遊び場のDVDも流した。
町長、教育長の両名も講演を最後まで聞いてくださり、
「この町が向かっている方向に間違いがないと確信できた」と話してくれた。
とても心強い言葉だった。

講演後、プレーパークとして予定している里山で、2時間だけのプレーパークを行った。
子どもや町の人の拠点にしたいとして開かれた、小さな広場。
その両側のがけが崩れ、木がなぎ倒されていた。
友人の園長はそれを、「片付けずに地震のことを学ぶジオパーク的に使っていきたい」という。
とにかく木がなぎ倒され折り重なっているのだから、それはそのまま遊具にもなる。
素晴らしい発想だと感じた。

そう、地球は生きている。
生きているから地震が起き、火山が爆発し、津波が生じる。
地震や火山は地下深くのマントルが対流し、地殻が動くことで起きる。
この対流は電気を生み、地球に地場をつくり、太陽風からあらゆる命を守っている。
そうした「いのちの連鎖」を、遊び場で知ることができる。
自然は命を奪い、守る。
里山で思い切り遊び、いのちに不思議と畏怖と奇跡を感じる子どもに育ってほしい。


※アルバムに写真があります(2018/11



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