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6月

「梅雨入り宣言」、なぜ気象庁はこれをするのか。
そんな問題がテレビでクイズになっていた。
答えは、「災害に備えるため」。
お笑い芸人が正答したが、なるほどね、と思った。

関東地方に梅雨入り宣言が出て3日後、台風5号が発生した。
予想コースに、低いながらも本州直撃の可能性を排除できないとあった。
幸い直撃しなかったとしても、梅雨前線を大いに刺激するという。
大雨に対して警戒を、という意味だ。
そうは言われても、実際大雨となったらそれを未然に防ぐことも逃げることもできない。
せいぜい、外に出ることの足止めを食う可能性を考えて食糧を備蓄するくらいだろう。

けれどよく考えると、台風を含め、数ある自然災害の中で天気だけは予測がまだ可能な方と言える。
以前より観測網・技術が発達し、いくらかは予測が可能となってきた噴火と地震だが、天気予報と比べれば雲泥の差だ。

その噴火だが、先月に触れたハワイのキラウエア火山に続き、グアテマラのフエゴ火山が大爆発を起こした。
死者99人、行方不明者190人以上というのが6月8日の現状だ。
写真を見ると、フエゴ火山は富士山のような円錐形でもっととがっている。
高さも富士山と同じくらいの3700メートルだ。
その先端から火柱が立ち、噴煙は1万メートルに達したという。
大きな火砕流が起き、街そのものがのみこまれ、完全に埋まっている家がたくさんあるらしい。
大雨も降り、捜索は難航しているというが、早く不明者が見つかることを祈るばかりだ。

キラウエア火山の最新ニュースは、ハワイ最大の淡水湖であるグリーン湖が溶岩で埋まり、完全に蒸発したとある。
そのニュースに触れ、グーグルマップでその距離を見た。
なんと50キロ強!
新宿を起点とすれば、湘南の茅ケ崎あたりまで流れたという事になる。
グリーン湖の大きさを見ると、100×80×60メートルくらいの丸みを帯びた三角形をしている。
最大水深は60メートルというから、それを埋め立てた溶岩の量は推して知るべしというところだ。

日本が抱える北方領土、竹島、尖閣諸島などの領土問題。
ロシアによるクリミア併合とかひとつの中国を宣言する中国と独立国家であると異論を唱える台湾。
旧イギリス領、フランス領、スペイン領等の国も、もとは領土を占領された国々だ。
こうした領土を区切る国境は、長い年月のうちに自然にプレートが動き合体し離散し、体をなさなくなる。
自然災害は、確かに人間の持つ時間の短さから見れば災害だが、
自然の持つ時間の長さから見たら「ただ節理のまま動いている」ことになる。
本当の災害は、領土問題などの、目先の経済効果にとらわれた人間が起こすものなのかもしれない。



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