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2月

2月6日から降り始めた大雪は、一気に福井市一帯を埋め尽くした。
7日8日にかけ、国道8号線では最大1500台もの車が立ち往生し、電車も含め交通は完全にマヒした。
7日、福井市、あわら市、坂井市に災害救助法が適用され、自衛隊が昼夜を問わずその復旧に当たっていた。
除雪車すら出動が難しいほどの降雪量で、行く先を閉ざされ、
にっちもさっちも動けないドライバーたちは、さぞ心細い思いをしていたのではないかと思う。
何とか8日中の復旧にめどが立ち、胸をなでおろした人も多かったのではないだろうか。

もちろん、そこに住まう方々はさらにだろうし、今もそれは続いている事だろう。
先日の東京での大雪の時に、ぼく自身も経験した屋根からの落雪。
玄関前の路地を除雪し、出かけて帰ると大量の雪が溜まっていた。
もしこの時下にいたら、そう思ったら背筋が寒くなったことが記憶に新しい。
落雪の下敷きになる恐ればかりではなく、過疎で高齢者ばかりのところでは、
雪下ろしそのものができないための住居自体の破損、倒壊などだって考えられる。
さらにその後は融雪による雪崩、洪水…気が抜けないことが次々だ。
そのすべてが災害につながっていく。
日本海側のこの豪雪は、昨年末からその危険性を予報する研究者がいた。
対馬暖流が通常より暖かく、日本海が温まり、雪雲の発達が予測されていたからだ。

一方、日本全土に及ぶこの大寒波、豪雪は、黒潮の大蛇行と深く影響しているのだという。
黒潮の研究者の中には、昨年夏から今冬の大寒波、豪雪を予測する人がいたというから驚きだ。
黒潮の大蛇行で太平洋側に南岸低気圧が生まれやすくなり、南岸低気圧は寒気を引き込む。
なので、南岸低気圧が発生した場合、関東地方でも大雪となることが多いのだという。

黒潮の大蛇行は、漁場に魚がいなくなることを意味し、不漁となっている。
それに端を発する今冬のこの大寒波、豪雪は、農家を直撃し、野菜の高騰を招いている。
その結果として降った豪雪は、今回のように流通そのものまでかく乱した。
これらは、ぼくたち消費者も直撃している。
生鮮物はこの3日間というブランクを受け、店頭への出荷が困難となったものも少なくないのではないだろうか。
雪に閉ざされた街のコンビニからなくなったお弁当やおにぎりなども、恐らく未だ配荷できる状況とも思えない。

「異常気象」といってしまえばそれまでだが、海流と気象、地形は密接に関係しながら生み出されている。
地球はやはり生きており、自然災害はそれゆえに起こるのだが、
人がそこに不用意に手を出すことで拡大することは避けなくてはならない。



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